弊社の得意としている商品撮影やジュエリー撮影について、撮影依頼時に役立つ情報やワンポイントテクニックなどを紹介しています。
今回は、ちょっとした工作でラジオスレーブを使いやすくしてみる改造例を公開します。
友人から貰ったラジオスレーブ
YONGNUO RF-603CⅡ
値段が手頃なので使っている人が多い印象を受けます。

物撮りにおいて1枚の写真の為に複数画像から作製することがよくありますが、その時に全てのストロボを発光させずに、ラジオスレーブのグループコントロールを利用して飛ばすストロボ、飛ばさないストロボをコントロールして撮影することがあります。
様々なラジオスレーブにグループコントロール機能はついていますが、スイッチを付けるというアナログな方法が一番素早く確実です。
以上のことからラジオスレーブにスイッチを取り付け、チャンネルを切替えを行いました。






この度、若手写真作家のグループ「nico」メンバーとして、フランスのギャラリーを貸切ったサテライト展示に参加します。
パリ・フォトとは、毎年秋にパリのグラン・パレで開催される世界最大の写真の見本市イベント。
世界中の有名ギャラリーがブースを構え、登録作家の作品を展示します。
その会場グラン・パレからも徒歩圏内の、エッフェル塔にほど近いギャラリー、galerie planète rouge(ギャラリープラネットルージュ)にて11/9~11/13まで写真展は行われます。

佐藤真那人作 「共生」

土屋じゅり作 「まよなかのさんぽ」
パリフォト・サテライト展示をするグループ「nico」の公式サイトはこちらから。


nico告知フライヤー(pdf)はこちらからご確認・ダウンロードいただけます。(仏語)
カメラマン × ヘアメイク
今回はヘアメイクアップアーティストで、ヘアサロン「ray」オーナーの青木真那人氏と共同作品を制作しました。
偶然にも同じ”真那人”という名前だったことから知り合い、話していくうちに同じ学年、さらには近い業界ということがわかり意気投合。
そんな、ちょっぴり不思議な縁からはじまったコラボ作品です。
菜花の花言葉には“小さな幸せ”という言葉があるそうです。
他にも“元気いっぱい”や“明るさ”など、活発な印象の意味もたくさんあるのですが、
今回はモデル華枝さんの雰囲気やその日のロケーションから“小さな幸せ”をテーマにし、それに合わせたヘアメイクをしていただきました。
感じられるはずのない風や、花の香り、そよぐ音、
手に触れる手がかりを頼りに、ただゆっくりと記憶を辿るように彷徨い続ける。
お互いに研鑽を続ける職業ゆえ、青木君とはこれからも協力して作品を作っていきたいと思っています。
モデルさんなど、作品制作に興味がある人は僕達に声をかけて下さい。
特記
作品意図を上手に汲んで後半雨の降るなかでも集中して撮影に挑んで頂いた、モデルの村上華枝さんに感謝いたします。
photograph 佐藤真那人(refinecolor)
この度、サイト「refinecolor」を新設いたしました。
「refine(リファイン)」とは英語で、洗練された・優美な という意味を持ちます。
私たちはこの言葉を大切にしながら、風情や品を意識した写真展開に努めてまいりたいと考えています。
今後とも何卒よろしくお願い致します。
Photo taken by Juli Tsuchiya