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ジュエリー撮影、料理撮影、商品撮影はリファインカラーへ

初心者でも簡単に通販用アクセサリー写真を綺麗に撮れる!6つの必須テクニックをプロカメラマンが紹介!

ハンドメイドアクセサリーやオリジナルブランドのジュエリーをminneやBASE、Creemaなどネット通販ショップで販売することは今やすっかりメジャーになっています。
オリジナリティー溢れる素敵なアクセサリーを作ったら、今度はショップに掲載する写真素材が必要になってきますね。
実はネットショップは写真が命!でも実際に撮ってみると、忠実に色が出なかったり、明るすぎたり暗くなり、魅力的な角度が分からなかったりと悩みどころが多いものです。
今回は「アクセサリー・ジュエリーの魅力が最大限に伝わる撮影のポイント」を簡単に紹介していきます。
このポイントを意識して撮影するだけで、写真の質がレベルアップすること間違いなしです!

身の回りのアイテムだけで商品撮影は可能!

立派なカメラや特別な道具がなくても、スマホで綺麗な写真を撮影することができます。
まず絶対に準備必須なアイテムは3つ!カメラ(スマートフォン)・白い厚紙・自然光です。この3つのアイテムをベースにおさえておきたい撮影テクニックをまとめました。

 

①自然光を最大限に活用

プロカメラマンによる商品撮影では通常、ストロボなど人工的な光源を使用し撮影を行います。ただし、これは高価で特殊な道具をたくさん揃えなくてはならず更に技術も必要なため初心者にとってはハードルが高いもの。
また、 一般的な部屋の蛍光灯は撮影には不向き です。(その理由は沢山ありますがここでは割愛します)部屋で撮影する際は、目では少し暗く感じるかもしれませんが室内の電気は消し、まずは自然光1本で撮影してみましょう!

自然光はコツさえつかめば誰でも簡単にムードのある写真が撮影できるでしょう。
自宅であれば、窓際近くが特におすすめです。窓から差し込む射光を直に利用したり、レースカーテンを活用しながらやわらかな光を作ってみたりと好みの雰囲気を探してみてください。

 

②商品の水平を保つ

当たり前なことだけれども、意外とおもうようにいかないのが「水平を保つ」こと。
正面から日の丸構図(真ん中に被写体がある構図のこと)で撮影する場合は目視で比較的水平を確認することができると思いますが、それでも三脚を使わずに撮影すると、どうしても水平がややブレることが多いです。

補足説明微細なブレであれば、撮影後に編集ソフトで水平を修正することができます。

 

③商品のピントF値は深めに

スナップ写真などであれば、単焦点レンズで撮影したような絞り値の浅い撮り方がオシャレっぽくなりやすいのですが、商品撮影の場合は考え方が少し変わります。
商品の細部や奥までしっかりピントが合っている方が、購入者にとっては商品全体や詳細が見やすくなるので親切でしょう。
ユーザー視点を意識しながら撮影することも大事なポイントになります。

補足説明もちろん、1商材に対し複数枚の写真をサイトに掲載する場合は、雰囲気推しの写真が混ざるのはOKです!

 

④地金は明るく撮ろう

撮影に夢中になっていると気づきにくいポイントですが、シルバーやゴールドのチェーンなど地金部分は撮影では黒くなってしまいがちです。
特にシルバーは黒ずんでしまったりと重たい印象になってしまうことが多いと思います。
金属は鏡のようなものなので、周りにある様々な要素が映り込んでしまうことが原因なのですが、逆転の発想で白っぽいものを映り込ませれば明るくなるわけです。

例として、同日同時間にスマホで撮影した指輪の写真を見てみましょう。

写真左が何もせずにそのまま撮影したものですが、写真右は周辺を白い紙で囲んで撮影しています。アクセサリーの地金がゴールドに見えるようになるだけでなく、周辺や背景のトーンも明るくなりました。
これだけの簡単な工夫で写真の印象がかなり変わりますね!

 白い紙やトレーシングペーパーなどを活用 しながら地金が最も明るく写る瞬間を探しましょう。

 

⑤背景は飾りすぎないように

(↑小物が多すぎて肝心の商品が見えにくいNG例)

 

撮影をしているとついつい色々な小物で商品の周りを飾りたくなってしまいますよね。でもあまりやり過ぎてしまうと写真の中がゴチャついてしまい、ユーザーの目線が商品にいきずらくなってしまいます。

慣れるまでは、小物は1点~2点くらいに絞り、色あいもなるべく統一するのがベター。
あくまでも、アクセサリー(商品)が主役であることを意識しましょう!

イメージに統一感が出て、売りたい商品に目がいきやすくなりますね。

背景の空白を埋めるためのちょっとしたオシャレ小物は100円ショップや300円ショップでたくさんあります。可愛い小物がいっぱいあるので、ついついあれもこれもと色々買いたくなってしまいますが無駄にならないよう、常に統一感を念頭に置きながら小物探しをしてみましょう!

 

⑥使用イメージ・臨場感を大事にした写真も撮ってみよう

商品そのものをきっちり撮影した写真の他に、実際身につけた場合のイメージが沸くような使用イメージ画像も撮影できると更に良いでしょう。
特に指輪やイヤリング・ピアス等は単体で見た時と身につけた時の印象はずいぶんと変わる場合が多いです。

こういった写真はスナップ写真を撮るような感覚で撮影するのが良いでしょう。あまり気構えず雰囲気を大事にしながら色々なポーズやシチュエーションで撮ってみましょう!

臨場感を出すことで、ユーザーの購買意欲はグンと上がりやすくなります。

 

アクセサリーをより高級に魅せるための撮影テクニックとは

以上のポイントをおさえれば、アクセサリーの雰囲気やイメージを表現した画像は身近な素材だけで美しく撮れることが分かったかと思います。(素材の買い足しも100円ショップや文具店などで十分良いものをGETできます!)
でもアクセサリーに使用している素材(宝石や天然石、金属)をより美しく、そして高価に魅せるためには、ここから更にブラッシュアップが必要です。

ご自身で撮影をしたものの満足がいかず、弊社に撮影を依頼頂いたお客様の多くは下記のようなお悩みがあったと伺っています。

撮影お悩み例:
・ちゃんとした天然石・宝石なのに、透明感や輝きが十分に表現できない。
・地金に10Kや18Kを使用しているから、他の安い金メッキ商品との違いを写真で出したい。
・純銀アクセサリーなのに、他社の真鍮アクセサリー等と代わり映えがしない。

こちらの記事でも弊社で行っているジュエリー撮影のフローを紹介していますので、ぜひcheckしてみて下さい。

プロはジュエリー撮影でどんなレタッチ作業をしているのか?そのための撮影手順を大公開!

通販やWEBサイトでジュエリーを購入する方が多くなっている昨今、写真の良し悪しによって商品の価値や信頼度も大きく左右される訳ですから、つまり商品画像の質はユーザーの購買意欲を左右する重要なポイントになってきます。
弊社ではジュエリー本来の価値を引き出すような撮影を心掛けており一つ一つ丁寧に撮影と画像処理を行っております。
ネット通販などで使用するジュエリー画像の準備をご検討されている方は是非お気軽にご相談下さい。