今回は、ちょっとした工作でラジオスレーブを使いやすくしてみる改造例を公開します。
友人から貰ったラジオスレーブ
YONGNUO RF-603CⅡ
値段が手頃なので使っている人が多い印象を受けます。
物撮りにおいて1枚の写真の為に複数画像から作製することがよくありますが、その時に全てのストロボを発光させずに、ラジオスレーブのグループコントロールを利用して飛ばすストロボ、飛ばさないストロボをコントロールして撮影することがあります。
様々なラジオスレーブにグループコントロール機能はついていますが、スイッチを付けるというアナログな方法が一番素早く確実です。
以上のことからラジオスレーブにスイッチを取り付け、チャンネルを切替えを行いました。
トグルスイッチ2回路2接点(on-off-on)を使用
2回路かつoffを間に入れた理由は、YONGNUO RF-603CⅡはチャンネルを切替えても電源を一度切らないと反映されない特徴があるからです。(だから電池ボックス内部にチャンネル切替えをしまったのかな?)
なのでチャンネルの切替え、と電源のon-offを一度に行う必要があります。
単4直列2本なので線を切ってしまい、間に(on-off-on)スイッチをいれます。
ディップスイッチ1番をoffのまま、足と足に線を伸ばして間に(on-off-on)スイッチを入れて、1番のon-offを切替えます。
逆の側面はマイクロイヤホン端子があるので、ここの空間しかトグルスイッチの居場所はありません。
トグルスイッチに合わせて穴あけ。
全ての線をスイッチに繋げて組み立てなおして完成。(およそ1時間半の作業)
見た目も悪くないでしょう笑?
スイッチ下げでは子機は受信していませんが、スイッチ上げでは子機が受信しています。
物撮りをしてる友人のカメラマンがストロボの発光切替の為にシンクロコードの抜き差しを繰り返していました。
端から見ていて腰が心配になってきたので、もう一台改造してプレゼントたところ、
早速使用し、とても喜んでもらえました!
一度しゃがんで切替えるという数秒の単純作業でも一日繰り返せば馬鹿になりません。
様々な撮影に応用できるのではないでしょうか。
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