品位とオリジナリティのある写真撮影を「refinecolor」
refine color
ジュエリー撮影、料理撮影、商品撮影はリファインカラーへ

記事

弊社の得意としている商品撮影やジュエリー撮影について、撮影依頼時に役立つ情報やワンポイントテクニックなどを紹介しています。

ECサイトやInstagramなどで商品をより魅力的に紹介し顧客の心をつかむために、商品のイメージ画像は欠かせないビジュアルとなります。
弊社スタジオではアクセサリー・ジュエリーや小物などの商品イメージ撮影に活用できる様々な備品を用意しております。

そもそも「イメージ写真」とは何?

商品写真には大きく切り抜き写真イメージ写真との2通りがあります。

切り抜き写真は画像処理で商品の輪郭に沿って切り抜いた写真で、イメージ写真は商品(被写体)の背景を小物などを配置して作りこみ、背景をそのままいかした写真のことをいいます。

「切り抜き写真」については詳しく知りたい方はコチラ!「キレイな商品ページをつくるための「切り抜き写真」とは」

バラバラな背景を統一!キレイな商品ページをつくるための「切り抜き写真」とは

イメージ写真では、商品(被写体)の下に色紙を敷いただけのシンプルなものから、花や小物、水などを使用した複雑なものまで多種あります。
配置する商品点数が複数あったり、イメージしている絵(画)が複雑なぶん撮影時間は長くなっていきます。
またWEBサイトのトップ画像になる場合など、力を入れたいイメージ写真はカメラマンと事前の打ち合わせが必要となることもあるでしょう。

「イメージ撮影の価格はどれくらいになりますか?」とお客様から聞かれることが多いですが、一概にはいえません。
上記のような条件に加え、被写体の素材感や、どの程度レタッチするのか?など、撮影内容によって都度条件が異なるので定価での提示は難しいからです。

補足説明特に初回のお客様には目標とするイメージ写真をご提示頂き、使用サイズや目的、ご予算を伺うなどして擦り合わせる必要があります。

 

イメージ撮影を支える、充実の弊社オリジナル小物!

 

イメージ画像の撮影を行う際は事前に打ち合わせをし、お客様に小物をご用意して頂くのが普通ですが、
いざ現場で商品を合わせた時に想像と違ってしまった、ということがよくあります。
また、はじめはイメージ撮影を想定していなかったが、撮影を進めていくなかでイメージ画像の必要性に気付く、というケースも実際にございます。


 

リファインカラー オリジナル撮影小物(一部紹介)

 


弊社でもイメージ撮影に対応すべく、石や砂、植物や木片、食器、大理石プレート、布、色紙など、商品を綺麗に惹き立ててくれる小物を日々増やしております。
背景色紙はありとあらゆる色を用意し、砂も様々な色をストックしているスタジオは珍しいと思います。

また宝石撮影で使用頻度の高い大理石プレートの他、海外ジュエリー広告でもよく見かける大理石のアクセサリーディスプレイは市販では売られていないので、 弊社で素材を研磨するなどし独自で作成 しております。

 

↑石材を研磨しながら様々なテクスチャーにしています

商品撮影に特化した弊社オリジナルの小物ですので、ワンランク上のイメージ画像を撮ることができます。

POINT

  • イメージが固まっているお客様はご自身で小物をご用意頂くことで目標に近い仕上がりとなります。
  • 全て弊社でスタイリングする場合は別途スタイリング費用を頂戴しております。

 

まとめ

昨今SNS広告で注目を集めるためにイメージ写真の需要が高まっておりますが、ここで各社共通の悩みが イメージ写真のバリエーションと素材集め です。
イメージ撮影を試みた方はご存知と思いますが、まずイメージを考えて→素材を集めて→撮影をして、と写真一枚でも結構な時間と労力を費やした上に、それが月に何枚も必要となるとなかなか骨の折れる業務かと思います。

弊社では、お客様のイメージ撮影を支えるべく日々小物を増やし、ご予算や企画に応じて様々な提案をすることが出来ますので、イメージ撮影をご検討の方は是非弊社にご相談下さい。

 

refine color 主な撮影サービス

定額撮り放題の商品撮影

    • 時間制・撮り放題!カタログ撮影向き
    • 89,000円/7時間

プラン詳細

シンプルジュエリー撮影

    • 撮影技法や画像処理をシンプルにし
    • 価格をリーズナブルに

プラン詳細

ハイジュエリー撮影

  • 最上級写真の仕上がり
  • 宝飾写真にこだわりがある方向け

プラン詳細

「切り抜き画像」とは、 撮影した被写体の画像部分だけを切り取り、背景部分の画像から切り取る ことです。
カタログやECサイト内の商品一覧でレイアウト全体に統一感をもたせたい時に、切り抜き画像は効果的ですよね。
切り抜き写真というと、なんとなくシンプルで背景色が白い印象が強いですが、実は様々な見せ方が可能!
今回は意外と奥深い「切り抜き写真」について撮影依頼する際のポイントをご紹介します。

 

背景色を統一させることで商品ページがより見やすく、企業公式サイトとしてもクオリティが高い印象になることから、お客様から「背景の色を同じにして欲しい」というご依頼をよくいただきます。
背景色がバラバラの画像が並んでいるとサイトデザインの観点からどうしても見劣りしてしまいますし、商品自体も安っぽく見えてしまうこともあります。

カメラマンへの写真撮影を検討している方は、「切抜き写真」という言葉を聞いた事があると思いますが、 実は背景色を統一させるということと、切抜き写真はとても関係が深い のです。
これからそれぞれのパターンと事例を説明していきたいと思います。

 

背景紙を固定させる

背景色を統一するためにはもちろん背景素材を統一する必要があります。
背景紙(バックペーパー)などの背景素材は白色だけでなく、カラフルな色で撮影を行うことも多いです。
今回は切り抜きをするかしないか、その違いがより分かりやすいよう背景にカラーペーパーを使用しています。

まずは切り抜きを行わず、撮影したままの画像を2パターン紹介していきます。

 

背景紙を統一させるケース①

上の写真は、同じ被写体を同じ背景色の紙を使用し、ライトを固定、カメラアングルを変えて撮影しています。
背景紙(バックペーパー)は同じものを使用しているのにも関わらず、背景の色味が少し違って見えますね。
実はライトを固定してもカメラが動くと、背景色も変わって見えるのです。これは白い背景紙を使用した場合でも同様です。
また、商品撮影は新商品が出たタイミングで都度行うことが多いかと思いますが、過去撮影時と全く同じライト・カメラ位置条件で撮影することは現実的にほぼ不可能です。
撮影後のレタッチなどで背景色の色の方向性は似せることは出来ますが、背景色を完全に一致させることはできません。

 

背景紙を統一させるケース②

上の写真は、同じ被写体を同じ背景色の紙を使用し、ライトを移動、カメラアングルを固定して撮影しています。
ライトを移動しているので、もちろん背景色が完全一致することはありません。白い背景紙を使用した場合でも同様です。

2つのケースまとめると、 撮影したままの状態では背景色を一致させることは不可能 ということになります。
では背景色を完全に統一させる為にはいったいどうすればよいのでしょうか?
その答えが”切抜き”です。

 

ケース②を切抜きして同じ背景を入れたケース

こちらはケース②と同じ撮影画像ですが、写真6枚全て切抜き加工をして背景を統一したものです。
作業内容は、画像処理で商品の輪郭で切抜きをし、指定した背景色画像の上に先ほど切抜きした商品画像を重ねています。
全て異なるライト位置で撮影していますが、切り抜きを行ったことで背景色が完全統一され全体的にスッキリした印象になります。
カメラのアングルやライトが移動しても、この方法であれば背景色を完全に統一することができます。

つまり 背景色を統一させる為には切抜きが必須!! ということになります。

 

切抜き写真のパターンは4種類ある

切抜き写真と言うと、背景が真っ白の写真をイメージするでしょう。
しかし図を見ていただくと分かるように、色のついた背景があっても切抜きの工程があれば切抜き写真となります。
背景のある切抜き写真と呼んでもいいかもしれませんね。
切抜き写真は、被写体の影の有無、背景の有無で、大きく4種に分類できますので以下図をご確認下さい。

 

 

切抜きで背景を統一させる メリット・デメリット

背景色統一は、綺麗に整った商品ページをつくる際の基本ですが、そんな良いこと尽くしの切り抜き写真もメリットとデメリットはあります。

POINT

  • メリット:
    商品ページが見やすくなる、企業サイトとして良い印象になる
  • デメリット:
    撮影費用のほかに、切り抜き費用も発生する(撮影後に切抜きという画像処理が必要になるため)
  •  

    まとめ

    切抜き写真はサイトデザインにも統一感が生まれ一定のクオリティを担保できることから一般的ですのでこの記事では推してきましたが、切抜きをしないで費用を抑えつつ商品を綺麗にみせているサイトもあります。
    サイトのイメージや雰囲気、そして商材にもよるので絶対に切抜き画像が必要とは一概にいえません。

    切抜きが必要なのか?切抜きをしない場合どのような背景が良いか?どちらとも撮影することは可能か?など企業によって必要な写真は異なりますので、商品撮影でお困りの場合はぜひご相談頂ければと思います。

     

    ジュエリー動画はテレビショッピングなどで誰でも一度は見たことがあるかと思います。ジュエリーを動かすことで宝石の煌きや輝きが写真(静止画)よりも視覚的に伝わりやすく効果的です。
    今回は弊社のジュエリーに特化した動画撮影サービスを紹介します。

    ジュエリー動画の利点とは?

    弊社のジュエリー動画事例refine color
    ※720*480まで画質を落としています。

    ジュエリー映像(動画)素材を用意するメリットは大きく2点あります。

     

    1.映像(動画)は信頼性が高い

    写真(静止画・スチール)はどこまでも画像処理(レタッチ)が可能なので仮に品質の悪いダイヤ(宝石)であったとしても、あたかも最高品質のダイヤ(宝石)のように仕上げる事が可能です。

    一般の方もご自身の顔を画像加工することは当たり前の時代ですから、商品写真について懐疑的な認識があるのも事実です。
    よって多くの企業がサイトに画像加工された美しいダイヤモンド等の宝石写真を掲載する中、 ”本当に美しい”宝石 を消費者に説明する事は意外にも難しいことなのです。
    その点、映像(動画)は写真のような画像加工が難しいので、品質を説明する上で信頼性が高いのです。
    深夜の宝石ショップTVのライブ映像によるジュエリー販売が良い例かと思います。

     

    2.動画でないと表現出来ない輝きがある

    特に品質のよいダイヤモンドを手に取ったことのある方はご納得頂けるかと思いますが、手の中でキラキラと輝くダイヤモンドを静止画(写真)だけで伝える事は非常に難しいものです。ダイヤモンド特有のキラキラ七色に輝く様子は宝石を動かすとでより鮮明に表現することができるからです。
    映像(動画)を用意することで、ご来店頂けないお客様やECサイト販売向けにも最高品質のダイヤモンドであることを伝える事ができるでしょう。

     

    数学的にダイヤモンドの輝きを検証し撮影

    昨今SNSの普及で動画を拡散させるハードルは下がり、映像を使用した広告は特に通販サイトやSNSメディア(InstagramやLINE、facebook等)ではユーザーの滞在時間を伸ばすなど一定の効果を生んでいます。
    しかし気を付けなくてはならない点として、動画素材は信頼性が高い映像である為に、もし映像でダイヤモンドが輝いていなければ“輝かないダイヤモンド”と消費者に負の方向にアピールしてしまう可能性があります。

    ラウンドブリリアントカットが数学的に計算されたより輝くのためのカットであるように、弊社では宝石を輝かせる方法を数学的に検証しています。
    ただ光を当てるので無く、どの角度からどのような光をあてれば、どのように輝くのかを日々研究しております。
    その中でファイヤ(ディスパージョン)とスパークルを強調する撮影技術を確立し、その強さをコントロールできる迄に至りました。

    下の動画では一般的な宝石のライティングと弊社開発のファイヤとスパークルを強調したライティングを比較したものです。
    ※ライティングとは光の当て方を示しています。

    POINT
    • normal:
      一般的な宝石の回転動画のライティングを模したもの
      宝石はあまり光らない
    • spark:
      弊社が独自開発した、Spark、Fireを最大限に表現するライティング
      ダイヤ以外の宝石でも十分に輝かせることが可能

    (弊社動画撮影のみ担当)

    またこちらの技術を使用して、実際に撮影を行った会社さまの公式サイトURLを記載しますので、参考までにご覧ください。
    https://celedia.jp/

    弊社ではジュエリー本来の価値を引き出すような撮影を心掛けており、一つ一つ丁寧な撮影と画像処理を行っております。
    ネット通販などで使用するジュエリー動画の準備をご検討されている方は是非お気軽にご相談下さい。

    透明素材や鏡面素材の商品を自分自身で撮影したり格安の商品撮影サービスを使用し、思ったようなイメージにならなかった経験はありませんか!?
    ガラス、プラスチック、アクリル製品、鏡やミラー仕上げをされた製品は、カメラマンでも鬼門と言えます。そう、実はとても撮影が難しい内容なのです。
    今回はそんな素材が含まれる商品を美しく撮影する際のポイントについて紹介します。

     

    そもそも人はどうやって透明度や鏡を認識しているのか

    そもそも人はなぜ「透明」であることや「鏡」であることが分かるのでしょうか。
    人間の視覚(動画でも同じです)では立体的に見ながら、透明な製品は背景と同化していれば透明と分かりますし、鏡面の製品はモデルや周辺の物体が写っていれば鏡と直ぐに理解できます。
    しかし写真で見る場合は平面であるため、更に上記の点を踏まえ撮影で気をつけるべきポイントが出てきます。

     

    透明な商品の撮影での見え方の違い

    例えば透明の製品を撮影した写真を見ていきましょう。下記画像は同じ製品を2パターンで撮影し比較したものです。

    Aの写真をみてみると、背景の白色に硝子のポットが同化してしまっていてハッキリと製品が浮き出て見えません。
    透明素材であることを意識せずに簡単に撮影するとこのようになってしまいがちです。
    逆にBの写真は背景にも同化せずクッキリと製品の輪郭が見えています。

    また、画像Aの右下の特に縮小した画像をご覧下さい。これはカタログなどで写真が小さくなった場合の見え方を再現しています。
    どうでしょうか。画像が小さくなると、さらに製品が背景に溶け込んでしまい製品の輪郭がほとんど分かりづらくなっています。
    しかし、右の画像Bのように撮影することで製品の輪郭だけではなく、ガラスの硬度や質感までも表現することができ、写真が小さくなったとしてもガラス製品であることや商品の質感などが認識できます。

    弊社ではこのように透明素材の商品撮影を行う際は画像Bのように質感を重視した撮影を行っています。

     

    鏡(ミラー仕上げ)商品の撮影での見え方の違い

    次は鏡面仕上げ(ミラー仕上げ)の製品を撮影した写真を見ていきましょう。

    (画像C参照)

    まず、写真で鏡だと認識させるためには、鏡面部分に何かを写り込ませることで鏡を表現します。ここで何を映し込むのかが重要になってきます。
    もちろん鏡面にカメラマンや撮影機材などが映り込んでしまうことは論外です。
    鏡面は被写体の向かい側のあらゆる物が映り込んでしまいやすいので、ここが撮影時の難しいポイントになってきます。
    映り込みをあまり気にせず撮影後に画像処理(レタッチなどでの加工)を行い後から鏡のように仕上げる方法もありますが、実際に撮影するタイミングでしっかりと映り込みの調整した方がより自然に仕上げる事が出来ます。

     

    透明素材・鏡面素材の商品撮影はお任せください

    写真は視覚と異なる表現をして、透明や鏡を認識させる必要があることがお分かりいただけたでしょうか。
    透明素材と鏡面素材は撮影しやすい角度があり、撮影セットやカメラレンズの変更の必要もあるので、撮影スケジュールに通常より余裕をもっておくのがオススメです。
    弊社ではそれらの経験が豊富なので撮影するタイミングやおすすめの角度を事前に把握でき、滞りなく撮影を進めることができます。

    弊社は宝石撮影も得意としていますが、例えばダイヤモンドが付いた指輪の撮影は鏡の上に透明な石が乗っている状態と言えます。
    これを同時に、かつ美しく撮影する必要がありますから、より複雑な撮影技術を求められます。
    硬度のあるガラスに見せるコツ、プラスチックにみせるコツ、シリコンに見せるコツ、それぞれ気を配るポイントがありますので、これらの製品撮影でお困りの方は一度ご相談下さい。
    微力ながらご協力させて頂きます。

    SNSで箱を開封するシーンなど、可愛いコマ撮りアニメを見たことがあると思います。
    GIFアニメ自体は技術自体決して新しいものではなく古くからあるものですが、昨今特にEC通販では写真や文章では説明しづらい商品のギミックや動きを分かりやすくしてくれるツールとしてGIFアニメーションが再注目されています。
    Instagram、facebookなどのSNSからMakuake(マクアケ)や楽天、ECサイトなど様々なプラットフォームに気軽に載せることが出来るのも人気の理由ではないでしょうか。

    今回は弊社で撮影可能なGIFアニメーション素材を2つのパターンに分けてそれぞれ紹介いたします。

     

    写真をコマドリして作成したGIFアニメ

    コマ撮りアニメと同じ制作方法となっており、少しずつ被写体を動かしながら1枚1枚撮影した素材を後で編集で繋げていく撮影方法です。
    GIFアニメーションは勝手に再生が始まり、終わった後も自動的に最初から再生されるといった具合にループしてくれるので、キャラクターを可愛らしく動かしたり、小物やビスケットなどを擬人化しても面白いですね。
    Instagramではプレゼント箱や包装商品の開梱シーンのGIFアニメーションをよく目にします。
    画像に動きが出てくることでよりユーザーの目に留まりやすく宣伝効果が高くなるので、商品をアピールしたい時に有効です。

     

    動画撮影したものをGIFアニメにしたもの

    こちらは一度動画撮影したデータをGIFアニメーション化したものです。
    通常サイト上に動画データを載せると、ユーザーに再生してもらうために「動画をタップさせる」という手順が必要となります。クリックをする動作が必要となることから動画を閲覧されずにスルーされてしまう可能性が高いですが、GIFアニメーションは再生クリックさせる必要がないのでユーザーに負担をかけず素早く映像を見せることが出来ます。

    例えば折りたたみ式の商品の動作や、組み立て方、収納や多機能な商品のアピールに向いているでしょう。
    また上記の参考GIFアニメーション素材のように、製品の仕様を写真や文章よりもユーザーにより分かりやすく一目で理解してもらうことが出来ます。
    他社とは異なる商品のこだわった点をしっかりアピールし差別化を図ることにも役立ちます。

     

    GIFアニメーション素材の撮影はお任せください

    写真からと動画からと、2通りの方法でGIFアニメーション素材を制作する方法があり、それぞれ使用用途によって区別すると良いと思います。
    特に収納アイテムや、アウトドア製品といったような多機能な製品や、工業製品などの性能はテキストや写真だけは分かりずらい点もありますが、
    GIFアニメーションは“短いメッセージを確実にユーザーに伝える”という点において消費者に確実に響くツールと言えるでしょう。

    弊社では写真撮影、GIF撮影、動画撮影を1日の撮影スケジュールの中で組み合わせることも可能ですので、是非ご相談ください。

    ハンドメイドアクセサリーやオリジナルブランドのジュエリーをminneやBASE、Creemaなどネット通販ショップで販売することは今やすっかりメジャーになっています。
    オリジナリティー溢れる素敵なアクセサリーを作ったら、今度はショップに掲載する写真素材が必要になってきますね。
    実はネットショップは写真が命!でも実際に撮ってみると、忠実に色が出なかったり、明るすぎたり暗くなり、魅力的な角度が分からなかったりと悩みどころが多いものです。
    今回は「アクセサリー・ジュエリーの魅力が最大限に伝わる撮影のポイント」を簡単に紹介していきます。
    このポイントを意識して撮影するだけで、写真の質がレベルアップすること間違いなしです!

    身の回りのアイテムだけで商品撮影は可能!

    立派なカメラや特別な道具がなくても、スマホで綺麗な写真を撮影することができます。
    まず絶対に準備必須なアイテムは3つ!カメラ(スマートフォン)・白い厚紙・自然光です。この3つのアイテムをベースにおさえておきたい撮影テクニックをまとめました。

     

    ①自然光を最大限に活用

    プロカメラマンによる商品撮影では通常、ストロボなど人工的な光源を使用し撮影を行います。ただし、これは高価で特殊な道具をたくさん揃えなくてはならず更に技術も必要なため初心者にとってはハードルが高いもの。
    また、 一般的な部屋の蛍光灯は撮影には不向き です。(その理由は沢山ありますがここでは割愛します)部屋で撮影する際は、目では少し暗く感じるかもしれませんが室内の電気は消し、まずは自然光1本で撮影してみましょう!

    自然光はコツさえつかめば誰でも簡単にムードのある写真が撮影できるでしょう。
    自宅であれば、窓際近くが特におすすめです。窓から差し込む射光を直に利用したり、レースカーテンを活用しながらやわらかな光を作ってみたりと好みの雰囲気を探してみてください。

     

    ②商品の水平を保つ

    当たり前なことだけれども、意外とおもうようにいかないのが「水平を保つ」こと。
    正面から日の丸構図(真ん中に被写体がある構図のこと)で撮影する場合は目視で比較的水平を確認することができると思いますが、それでも三脚を使わずに撮影すると、どうしても水平がややブレることが多いです。

    補足説明微細なブレであれば、撮影後に編集ソフトで水平を修正することができます。

     

    ③商品のピントF値は深めに

    スナップ写真などであれば、単焦点レンズで撮影したような絞り値の浅い撮り方がオシャレっぽくなりやすいのですが、商品撮影の場合は考え方が少し変わります。
    商品の細部や奥までしっかりピントが合っている方が、購入者にとっては商品全体や詳細が見やすくなるので親切でしょう。
    ユーザー視点を意識しながら撮影することも大事なポイントになります。

    補足説明もちろん、1商材に対し複数枚の写真をサイトに掲載する場合は、雰囲気推しの写真が混ざるのはOKです!

     

    ④地金は明るく撮ろう

    撮影に夢中になっていると気づきにくいポイントですが、シルバーやゴールドのチェーンなど地金部分は撮影では黒くなってしまいがちです。
    特にシルバーは黒ずんでしまったりと重たい印象になってしまうことが多いと思います。
    金属は鏡のようなものなので、周りにある様々な要素が映り込んでしまうことが原因なのですが、逆転の発想で白っぽいものを映り込ませれば明るくなるわけです。

    例として、同日同時間にスマホで撮影した指輪の写真を見てみましょう。

    写真左が何もせずにそのまま撮影したものですが、写真右は周辺を白い紙で囲んで撮影しています。アクセサリーの地金がゴールドに見えるようになるだけでなく、周辺や背景のトーンも明るくなりました。
    これだけの簡単な工夫で写真の印象がかなり変わりますね!

     白い紙やトレーシングペーパーなどを活用 しながら地金が最も明るく写る瞬間を探しましょう。

     

    ⑤背景は飾りすぎないように

    (↑小物が多すぎて肝心の商品が見えにくいNG例)

     

    撮影をしているとついつい色々な小物で商品の周りを飾りたくなってしまいますよね。でもあまりやり過ぎてしまうと写真の中がゴチャついてしまい、ユーザーの目線が商品にいきずらくなってしまいます。

    慣れるまでは、小物は1点~2点くらいに絞り、色あいもなるべく統一するのがベター。
    あくまでも、アクセサリー(商品)が主役であることを意識しましょう!

    イメージに統一感が出て、売りたい商品に目がいきやすくなりますね。

    背景の空白を埋めるためのちょっとしたオシャレ小物は100円ショップや300円ショップでたくさんあります。可愛い小物がいっぱいあるので、ついついあれもこれもと色々買いたくなってしまいますが無駄にならないよう、常に統一感を念頭に置きながら小物探しをしてみましょう!

     

    ⑥使用イメージ・臨場感を大事にした写真も撮ってみよう

    商品そのものをきっちり撮影した写真の他に、実際身につけた場合のイメージが沸くような使用イメージ画像も撮影できると更に良いでしょう。
    特に指輪やイヤリング・ピアス等は単体で見た時と身につけた時の印象はずいぶんと変わる場合が多いです。

    こういった写真はスナップ写真を撮るような感覚で撮影するのが良いでしょう。あまり気構えず雰囲気を大事にしながら色々なポーズやシチュエーションで撮ってみましょう!

    臨場感を出すことで、ユーザーの購買意欲はグンと上がりやすくなります。

     

    アクセサリーをより高級に魅せるための撮影テクニックとは

    以上のポイントをおさえれば、アクセサリーの雰囲気やイメージを表現した画像は身近な素材だけで美しく撮れることが分かったかと思います。(素材の買い足しも100円ショップや文具店などで十分良いものをGETできます!)
    でもアクセサリーに使用している素材(宝石や天然石、金属)をより美しく、そして高価に魅せるためには、ここから更にブラッシュアップが必要です。

    ご自身で撮影をしたものの満足がいかず、弊社に撮影を依頼頂いたお客様の多くは下記のようなお悩みがあったと伺っています。

    撮影お悩み例:
    ・ちゃんとした天然石・宝石なのに、透明感や輝きが十分に表現できない。
    ・地金に10Kや18Kを使用しているから、他の安い金メッキ商品との違いを写真で出したい。
    ・純銀アクセサリーなのに、他社の真鍮アクセサリー等と代わり映えがしない。

    こちらの記事でも弊社で行っているジュエリー撮影のフローを紹介していますので、ぜひcheckしてみて下さい。

    プロはジュエリー撮影でどんなレタッチ作業をしているのか?そのための撮影手順を大公開!

    通販やWEBサイトでジュエリーを購入する方が多くなっている昨今、写真の良し悪しによって商品の価値や信頼度も大きく左右される訳ですから、つまり商品画像の質はユーザーの購買意欲を左右する重要なポイントになってきます。
    弊社ではジュエリー本来の価値を引き出すような撮影を心掛けており一つ一つ丁寧に撮影と画像処理を行っております。
    ネット通販などで使用するジュエリー画像の準備をご検討されている方は是非お気軽にご相談下さい。

    ジュエリー撮影に専門特化したプロカメラマンは、ジュエリーフォトでどんなレタッチ作業をしているのか?気になったことはありませんか!?
    撮影を依頼頂くお客様から「アクセサリーやジュエリーの写真では、どのような画像処理が必要なのか?」、「レタッチは必要なのか?」というご質問を頂くことが多いので、ここでは順を追ってジュエリー撮影での画像処理が如何に大切なのかが分かるように1枚のジュエリーフォトが出来上がるまでの工程をご紹介したいと思います。

     

    ■ジュエリーの撮影から画像処理までの手順

    宝石や地金の輝きを表現するためには細かなレタッチ工程は不可欠。巷でよく見かける美しいジュエリー写真のほとんどは一発撮りではなく、複数撮影した写真を用いて精巧なレタッチを重ねて作り上げています。
    そのため、撮影もレタッチ工程をイメージしながら進めていきます。
    それでは早速、ジュエリー(指輪)の写真を実例にしながら写真が仕上がってくるまでの工程を簡単に紹介していきます。

     

    ①撮影を開始


    今回は黒背景で撮影を進めていきます。ベースとなる写真がこちらになります。
    このままの状態ですと地金は綺麗に写っていますが、グリーンの宝石部分の色が沈んで見えるため宝石そのものがよく見えず、ゴージャスさにも欠けますよね。
    ジュエリー写真にはレタッチ・合成作業が不可欠ですので、この写真をベースに画像処理用の写真を複数撮影しレタッチを進めていきます。

     

    ②メインの石をより美しく仕上げていく

    物撮りにおいて最終的なイメージの絵は、実際には一枚では撮れないことは良くあります。その時に別撮影をして合成をすることでイメージに近づけていきます。
    ジュエリーはメインの宝石が美しくないと始まりませんから、メインの石を最大限に美しく見せるようライティングしながら撮影を行い①に合成していきます。

    どうでしょうか。これでメインの宝石部分がだいぶ明るくなり、輝きも増したかと思います。

     

    ③ダイヤモンドを輝かせる撮影を行う

    ②と同じ内容になります。今度は周りに散りばめられているダイヤモンドをより輝かせていきます。
    ダイヤを光らせるようライティングした別の撮影画像を更に合成し、ダイヤ一粒一粒の明るさを調整しながら画像処理をしていきます。

    メレダイヤもジュエリーを構成する重要なポイントです!
    今回例に挙げている写真のジュエリーはイミテーションダイヤなので勿論輝きに限界はありますが、明るくしていくことでイメージが浮き上がってきました。

     

    ④「映り込み」を意識したレタッチ

    ジュエリーの輝きが下の鏡面に映り込んでいるイメージが追加されました。
    これも別に撮影した画像を合成しています。

    ライティングをしている際に地面への反射が綺麗だったので、今回は普通の映り込みではなく地面をキラキラさせることで、ジュエリーが輝いているイメージを地面でも表現しています。
    これによってより写真に立体感・ゴージャス感も出てきているかと思います。

     

    ⑤微調整を行い納品画像が完成


    地面を輝かせたことで目線が下に行き過ぎてもいけないので、ジュエリーに目線が行くように部分的にハイライトを足したり、色を調整するなど全体を調節して完成です。
    そして、最後の微調整レタッチは繊細且つ非常に重要な作業になります。

     

    ■まとめ

    いかがでしたでしょうか。
    ザックリと工程をご紹介いたしましたが、一枚のジュエリー写真を作る上で実は様々な工程があることをお判りいただけたかと思います。
    例えば「レタッチ」というと普通はホコリ取りやちょっとしたシミやシワ取りくらいのものというイメージを抱いている方も多いかもしれませんが、ジュエリー撮影のレタッチは細かく特殊な作業が非常に多いのが特徴です。
    通販やWEBサイトでジュエリーを購入する方が多くなっている昨今、写真の良し悪しによって商品の価値や信頼度も大きく左右される訳ですから、つまり商品画像の質はユーザーの購買意欲を左右する重要なポイントになってきます。
    弊社ではジュエリー本来の価値を引き出すような撮影を心掛けており一つ一つ丁寧に撮影と画像処理を行っております。
    ネット通販などで使用するジュエリー画像の準備をご検討されている方は是非お気軽にご相談下さい。

     

     

    撮影機材については私がお客様からよく聞かれる質問ナンバーワンかもしれません。例えば個人で製作されているジュエリー作家さんは、撮影まで自分でやりたい!という方がとても多い印象があります。
    この一連のジュエリー記事もそのような方向けに書いていますので、今回はジュエリー撮影で最低限必要となる撮影機材を簡単に説明したいと思います。

     

    ■ジュエリー撮影で必要な撮影機材はこれ!

     

    ●デジタルカメラ(本体)

    カメラのメーカーは問いません。「どんなタイプのカメラを選べばいいのか?」という質問をよく頂きますが、一眼レフ、コンパクトカメラ(コンデジ)、ミラーレス、どれも構いません。自分が一番使いやすいと感じるカメラを選びましょう。
    ポイントは一つ!

    POINT小さなものを撮影するので、コンパクトカメラを購入するときはマクロ撮影に向いている機種を選んで下さい。

     

    ●カメラレンズ


    一眼レフ、ミラーレスカメラをお持ちの方は、マクロ撮影に対応したレンズが必要となります。
    一度ビックカメラやヨドバシカメラなどの店頭で撮影したい小さな商品がが、どの程度の大きさで撮影できるか試してみて下さい。

    ジュエリーを撮影するときのレンズ選びのポイントは、リングとカメラとの距離が最低でも40〜50cmくらいは離れても大きく撮影できるレンズが理想です。
    リングに近づきすぎると以前の記事で申し上げたように、リングは鏡みたいなものですから自分(カメラ)が大きく写り込んでしまいます。

     

    ●ストロボ


    ストロボはすぐに購入するのはやめましょう、お金の無駄です
    弊社では宝石の撮影は4~6台のストロボを使用しています。ストロボは複数台必要であり、最低でも2台は必要となります。
    それに加え、たとえ高価なストロボを複数購入してもライティング技術の習得で挫折する人が多いです。


    まずは通常のインテリアとして購入できるスタンドライトなど、身近で安価な定常光で綺麗に撮影してみるところから始めましょう。

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    ●ディフューザー

    セットを白く覆っている半透明のシートの総称です。
    詳しくは「商品撮影のセットは何故白く覆うのか?」記事参照。

     

    ●画像処理ソフト

    ジュエリー撮影は細かいレタッチが必ず必要になります。撮ったままのデータをそのまま使うことはまずありません。

    弊社ではレタッチにAdobe Photoshopを使用しています。デザイン、写真業界の方はほぼ100%このソフトを使用しています。
    プロカメラマンの場合、制作会社やデザイナーさんとデータをやり取りするため、編集データを揃える必要がありadobe製品を使用せざる負えないという実情もあります。

    ただ、Adobeのソフトは毎月お金がかかってしまうので、これからガッツリ撮影をしていきたいという場合でない限りは別の画像処理ソフトでもほとんど問題ありません。
    無料ソフトでクオリティの高いソフトはたくさんあるのでまずは使ってみるのも良いでしょう。

     

    ■ジュエリー撮影で機材の他に必要なアイテム

    ジュエリーやアクセサリーは繊細で小さなものなので、撮影の際に必要になる道具があります。
    最低限、 薄い手袋・ルーペ・トレイ・ピンセット 等は事前に用意しておくことをお勧めします。

    POINT
    • 撮影時はアクセサリーを素手で触らず、手袋を装着する(皮脂の付着を防ぐため)
    • 糸屑やホコリが目立ちやすいのでこまめな拭き取りを行う

     

    ■自力でジュエリー撮影を行うメリット・デメリット

    以上の物があれば簡易的なジュエリー撮影が可能です。もし写真を撮ることが趣味である方の場合は既に持っている機材もあるのではないでしょうか。

    以前ジュエリーを自身で撮影する為に、とても高価なカメラを購入されたものの結局思ったような写真を撮ることができず弊社に撮影依頼をされた方がいらっしゃいました。
    たしかに機材が高価であれば必ず良い撮影ができる訳ではありません。勿論良い機材にはそれなりのアドバンテージはありますが、それは機材を使いこなす技術と経験があっての話です。

    カメラマンに撮影を依頼する場合、コストの部分を気にされる方も多いかと思います。たしかに「安い!」とは言えない場合もあるかもしれませんが、膨大なお金と時間を費やして自身で撮影するよりは、ジュエリーの取扱いに慣れており、それぞれの宝石に価値についての知識のある専門のカメラマンに依頼する方が結果的にベストであると考えます。

    リファインカラーでは撮影依頼を頂いたお客様へジュエリー撮影に関するワンポイントアドバイスなども行っております。

     

     

    ■ジュエリーのゴールド色はパターン豊富!

    金(ゴールド)は身近な貴金属であり、ゴールドにも様々な色があることは一般にも知られていると思います。
    ・イエローゴールド
    ・シャンパンゴールド
    ・ピンクゴールド(ローズゴールド)

    今回はピンクゴールドを例にして話を進めたいと思います。
    ジュエリー撮影では宝石以外の貴金属も “出来るだけ商品と正確で、キレイな色に” に仕上げる必要があります。特にゴールド色は正確な色を出すことに注意をしなくてはなりません。その中でも最も繊細な色がピンクゴールド(ローズゴールド)。

    補足説明ピンクゴールドはイエローの色味が抑えられたほんのりピンク系の金色のこと。 K18のピンクゴールドは75%の金にイエローゴールドより銅を多めに混ぜることでピンクの色合いを出します。

    ではそもそもピンクゴールド色の定義があるのか?早速検証してみましょう。

     

    ■検証 ピンクゴールド色の定義はあるのか?

    「ピンクゴールド」というワードでgoogle検索してみましょう。

    画像A

     

    画像検索を表示させると、ピンクゴールドのアクセサリー画像をたくさん見ることができます。

    では次に下記画像を見てください。

    画像B

     

    上記は画像Aで表示されたアクセサリーのピンクゴールド部分の色を中間値で塗りつぶしたものです。(宝石の明るさの中間で11pix四方平均色)
    画像Aでは全てほぼ同じnピンクゴールドに見えたかもしれませんが、平均化した画像Bを見ると実は様々なピンクゴールド色があることが分かります。ちょっとビックリですね。
    勿論、ピンクゴールドそのものが明確な決りがあるわけではないので様々な色あいがあることは承知しておりますが、それにしても明るさ・彩度・色相すべてがバラバラです。
    つまり、 ジュエリー写真において正しいピンクゴールド色というものは存在しない という結論になります。

     

    ■正しいゴールド色にする為の撮影・レタッチのコツは?


    ではピンクゴールド色のジュエリー撮影をする場合、どのようにレタッチでピンクゴールド色を決定すべきか。
    単一の色でも条件によって見え方が異なるので、画像処理で商品の色を決める場合は考えることは沢山あります。
    例えばポイントとして以下のことが挙げられます。

     

    • 商品の実際の色
    • 商品の背景の色
    • 背景に置いた飾りの色との組み合わせ
    • 写真が出力されるサイズ
    • 印刷用かweb用か?CMYKかRGBか?
    • 価値のある色にする。(リンク先:【ジュエリー撮影子話】価値のある色とは?)
    • これまで撮影してきた写真と誤差が出ないようにする
    • これまでの印刷物やデータを拝見する
    • 企業イメージや方針に合わせる
    などなど

    気をつける必要のあるポイントは他にもまだまだあります!
    つまり良い商品の色とは“お客様から様々な情報を鑑みた上で、経験で決めていく”ということになるのです。

     

    ■ジュエリーを最も価値ある色で撮影するには

    商品写真には“期待される色”というものが存在し、それを意識した写真に仕上げることでより商品を価値あるものにみせることができます。
    下記に例をいくつか挙げてみましょう。

    いかがでしょうか。一見わずかな違いかもしれませんが、細かい色彩やコントラストを意識することで同じ写真でもかなり印象が変わってくるかと思います。
    より美しい色に仕上げることで、「行ってみたい」、「食べてみたい」、「身につけたい」というユーザーの気持ちは高まります。
    人が期待する美しい色に写真を仕上げることはとても重要です。

    参考:ダイヤモンドの色と価値

     

    ジュエリーの中でも特にダイヤモンドとなれば色で明確に価値がランク分けされていますし、サファイア、ルビー、珊瑚や真珠…なども色によって価値がが大きく変わります。
    弊社では、撮影や画像処理によって宝石のもつ価値を惹きだすように配慮することを心掛けています。
    (ボルダーオパールはより暖色系の発色が多く出る光の当て方を探しますし、スターサファイアであれば、美しいスターのを表現しなければいけません。)
    専門的な分野であればこそ、確りとした知識をもって撮影に取り組んでおります。

     

    さいごに

    良く打ち合わせの際に、先方の担当さんが「そこまで聞くんですね、まだ写真の使用方法もあまり決まっていなくて…」と困惑されてしまう方がいらっしゃいますが、その段階でもできるだけ
    多くの情報をカメラマンに伝えることが“欲しい写真”を得る第一歩です。
    良い色を目指すことにおいても、お客様との意見交換が非常に重要ということになります。

     

    ジュエリーの撮影において、メインとなる宝石がいかに綺麗に見えるか、というのは最重要ポイントになります。
    宝石と一言でいっても様々な種類がありますが、ここでは最もポピュラーなダイヤモンドを例にいくつかポイントを説明したいと思います。
     

    ■レタッチでこんなに変わるダイヤモンドの表現

    それでは早速参考画像をみてみましょう。

     

    今回の撮影で使用しているジュエリーはイミテーションダイヤモンドです。

    画像Aは撮影したままの状態です。(ダイヤモンド部分のカットはしっかりとラウンドブリリアントカットですし1000円の指輪にしてはかなり良い出来です。)これを画像処理によって画像Bまで仕上げます。

    どうでしょうか。イミテーションダイヤが見違えるように綺麗になりました。それでは画像処理のポイントをお話する前に、そもそも良いダイヤモンドとはどのようなものなのかを簡単にまとめておきます。

     

    ■知っておくといい!ダイヤモンドの4C

    被写体の特徴を知っておくと完成画像のゴールがより明確になるので、撮影や撮影後のレタッチもスムーズに進めることができます。
    ここでは「ダイヤモンドの4C」を頭の片隅に入れておくとよいかもしれません。
    ダイヤモンドには 品質等の評価基準である4C があります。

    • Carat カラット(重さ)
    • Clarity クラリティ(透明度)
    • Cut カット(研磨状態)
    • Color カラー(色)

    各要素の頭文字に「C」がつくことから「4C」と呼ばれています。
    撮影や画像処理はこの4点を意識してすることになるのです。

     

    ■レタッチで抑えておくべきポイント

    上記の「4C」を念頭にレタッチをしていくことになりますが、抑えておくべきポイントは主に下記2点です。当たり前のことですが細かい作業をしているとついうっかりしてしまうこともあるので常に気をつける必要があります。

    POINT1. Contrast

    コントラストを上げる。
    品質の良いダイヤはとても強く輝きます。写真で輝きを表現するには白黒の濃淡の差が大きくつけると効果がでてきます。
    上の比較画像をみれば一目瞭然ですが、白と黒の差が大きいと人は輝いていると認識するので、画像処理の際はPhotoshopで宝石だけ別に選択範囲を作成し、コントラストを強くしていきます。

    POINT2. Color

    ダイヤモンドの色を気にして下さい。
    4Cのカラーで最も評価が高いのはDカラー(無色)ですが、Dからアルファベット順に有色となり黄色くなっていきます。(詳しくは宝飾専門のサイトをお探し下さい)
    つまりカラーの良いダイヤを撮影しても、画像処理で黄色く仕上げてしまっては台無しになってしまいます。Photoshopのカラーピッカーでダイヤの色を測り、正確な色を再現してあげましょう。

     

    ■ジュエリー撮影を考えている方へ

    いかがでしたでしょうか。今回はダイヤを例にあげましたが、ブルーサファイヤやルビー、真珠など他の宝石にも市場価値の高い希少な色や輝きがあります。
    その点を理解をする、着地点を把握した上で撮影や画像を進めると、美しい宝石に見合った写真を仕上げることができます。

    ジュエリー撮影に関するご相談やご依頼はお気軽にお問合せ下さい。